医療系三学部合同教育について

医療系三学部合同教育について

近年の医療では、専門分化が進む一方で、専門職同士のコミュニケーション、患者さんを中心としたチーム医療の重要性が増しています。
2006年4月1日の学校教育法の改正(文部科学省)と薬剤師法の改正(厚生労働省)により、薬学教育の修業年限を6年とし、その課程を修めて薬剤師国家試験に合格した者に薬剤師免許が与えられることになりました。
この見直しにより薬学課程は「臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とするもの(薬剤師養成を目的)」とした6年制と、「基礎薬学を中心とし、研究者をはじめとした多様な人材養成がなされるもの」とした4年制の2課程が導入され、それぞれ6年制には「医療人としての薬剤師の輩出」、4年制には新規医薬品の創製を行う研究者等の輩出」が掲げられました。

また、薬剤師養成を目的とした課程には、病院・薬局での長期実務実習(22週間)が義務づけられることになりました。

2008年4月の慶應義塾大学との合併もまさしく、これらに掲げた目的を達成するために、同窓会がより臨床能力を持つ薬剤師を育てるためには、単科大学であることよりは医学部や看護医療学部を持つ大学との合併をと望んだものでした。
合併当初より医学部、看護医療学部との教育が行われていましたが、現在では必修科目として医療系3学部での合同教育が行われています。
同窓会が待ち望んでいた、医療人として、チーム医療の一員として医療現場での実践力と臨床能力を持つ薬剤師を育てるための教育が始まっています