慶応大学との合併に向けて

 

同窓会 石井典子会長より

平成18年11月20日

共立薬科大学同窓会

  同窓生各位

同窓会 会長

石井典子

共立薬科大学と慶応義塾大学との

合併に関する文書の送付について

  

謹啓 秋も深まり、朝晩の冷気が身にしみる候となりました。同窓生の先生方には、日ごろより母校ならびに同窓会に暖かいご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 このたび、理事長 橋本嘉幸先生から卒業生に宛てた文書にありますとおり、「学校法人共立薬科大学と学校法人慶応義塾は合併を前提に協議に入る」ことで合意いたしました。

 共立薬科大学理事会では、昨今の私立薬系大学の乱立や、少子化等による薬学教育に対する逆風のなかで、今後の学校運営について合併の是非を検討してまいりました。去る11月1日の学校法人共立薬科大学の評議員会において、合併を可とする意見が圧倒的多数であり、機関決定されましたので、11月6日、慶応義塾に対して「合併申し入れ書」が提出されました。

 共立薬科大学の名前を惜しむ気持ちは、この問題の検討段階より、賛成を唱える方、反対を唱える方の双方ともに強くありました。しかしながら、世界に冠たる薬学部の基になることにより、名前はなくなっても実(じつ)を取ることになったわけです。

 また、同窓会はどうなってしまうのかと不安に思われる同窓生も多いと思いますが、慶應義塾大学には、各学部ごとに強力な同窓会組織が在り、先輩後輩の繋がりを大切にしております。共立薬科大学同窓会は新しい組織から誕生する卒業生が年を経て大きな組織となるまで、暖かく迎え入れ、社会に出た新卒業生を支援してゆくことになります。共立薬科大学同窓会の名前が相応しくなければ、そのときに同窓会「なごみ」でも、KP会でも、次の世代の人々が考えてくださると思っています。

 これからの協議の段階で、いろいろな検討がされると思いますが、生涯学習についても同窓生の支援は欠かせません。日本一の、世界に冠たる薬学部の基を築いた共立薬科大学の卒業生として誇りを持って日々のお仕事に励んでいただきたいと願っております。

謹白

 

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共立薬科大学 橋本嘉幸理事長より

平成18年11月20日

同窓生各位

  

学校法人 共立薬科大学

理事長  橋 本 嘉 幸

  

共立薬科大学と慶応義塾大学との合併について

  

 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 本学は、開学以来薬学部のみの単科大学として運営してまいりましたが、長期的観点から今後のあり方について検討を重ねた結果、このたび「学校法人共立薬科大学と学校法人慶応義塾は合併を前提に協議に入る」ことで合意いたしました。

 慶應義塾大学は言うまでもなく、我が国を代表する私立大学であり、医学部、看護医療学部、理工学部等を持っています。また、本学は私立薬科大学・薬学部の中で、我が国トップレベルの大学として発展してまいりました。この2つの大学が合併すれば、世界に冠たる薬学部が誕生し、国際的に通用する薬剤師や薬学研究者の養成が可能になると考えております。

 合併の時期は、今のところ平成20年4月を目途にしようということになっていますが、今後協議しなければならないことが多岐にわたるため、変更もあり得ます。同窓生の皆様におかれましては、合併の時期等、具体的な内容をお知りになりたいことと思いますが、すべては、今後の協議の推移にかかっております。基本方針が決まれば、改めてお知らせいたします。

 同窓生の皆様におかれましては、母校共立薬科大学の名前を惜しむ気持ちが強いと思われますが、今回の合併が薬学界に果たす意義の大きさをご賢察の上、ご理解賜りますとともに、今後とも大学の運営につきまして、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

敬具

 

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